ゲーム開発を手掛ける米Counterplay Gamesは1月11日(現地時間)、既にサービスを終了したデジタルカードゲーム「Duelyst」をオープンソース化した。ライセンスはCounterplay Gamesがいかなる権利も保有しないことを示す「CC0 1.0」。今後、同ゲームのソースコードやイラストは、営利・非営利を問わず無料で利用できる。
素材はGitHubで配布している。Counterplay Gamesはゲームの改造から自身のコンテンツへの利用まで、用途を問わず素材を利用できるとコメント。不明点があったときには公式Discordを確認するよう呼び掛けている。
Duelystは2016年にリリース。Counterplay Gamesが開発し、バンダイナムコエンターテインメントが販売を担当していた。800種類のカードからデッキを作る対戦カードゲームで、PCゲーム配信プラットフォーム「Steam」でもユーザーからの評価が「非常に好評」になるなど人気だった。20年にサービスを終了したが、続編の制作も進んでいる。
Counterplay Gamesはオープンソース化の背景について「ゲームを一緒に作り上げてくれたコミュニティーにお返しがしたいと考えていた」としている。
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